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我が家は、
途中で途切れてしまう県道の、
りんご農園と棚田の間にある、
車が一台やっと通れるくらいの道を100mくらい登ったところにあるのです。
車一台分の舗装された急坂と、
裏には棚田、脇には竹林。
キツネもタヌキも普通に現れます。
今夜はかなり冷たい風が吹いていて、
低温注意報も出ていて、いよいよファンヒーターを出したところ。
妻とスマスマを観ていると、
窓の外で『ガラガラガラ』と何か転がるような音。
車一台通れるくらいの道に、風で何かが転がったな。。。と。
その後も『ガラガラ』。。。『ガラガラ』と。。。
さすがに心配になった妻が外に探検。
5分して「何も転がってないよ」と帰ってきた。
しかしその後も『ガラガラ』。。。『ガラガラ』。。。音は頻繁に大きくなる。
次はアンタのばんよと言われ、
しかたなく探検。
満月に近い月明かりの下、懐中電灯を照らさずともモノの姿は見える。
しかし。。。ナニもない。
音も。。。消えた。
キツネに化かされた気分で家に帰ると、
父親の実家。。。いわゆる本家から電話。
亡くなりました、と。
ワタシの父親の兄ですね。
「そこまで来てたのかな?」と冗談まじりに妻に話すと。。。『ガラガラガラ』。。。
と一度鳴り、
それ以降。。。謎の音は聞こえず。。。
あなたの弟、
ボクの父親は病気で行けないからな。。。
代わりにボクが行くよ。。。ヨロシク。。。と、月に手を合わせた。
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